KSKサプライヤー行動規範

  1. 1.法令遵守

    • 事業活動を行う国や地域で適用されるすべての法令、条例、規則を遵守します。
    • 当社の行動規範を遵守します。
  2. 2.児童労働の禁止・若年労働者の保護・人権

    • 児童労働の禁止:15歳未満、または法令で定められた最低年齢に達していない児童の雇用を禁止します。
    • 若年労働者の保護:18歳未満の若年労働者には、教育の機会を優先し、危険な業務に従事させません。扱う仕事の特徴や環境が本人の健康、安全、道徳を損なう恐れのある業務に携わることはできません。採用の際に従業員の年齢を適切に確認します。
    • 時間外及び夜間業務の制限:原則として時間外及び深夜業をさせてはならない。
    • 健康診断:法に従って若年労働者の健康診断を実施します。
    • 就業年齢未満の児童労働発見時の是正活動に関する方針
      1. ① 迅速な対応:満15歳に達した日以降、最初に迎える3月31日を過ぎていない児童が労働に従事していることが判明した場合には、速やかに業務から離脱させ、安全な環境へと保護します。併せて、関係機関へ報告を行い、必要な法的措置を講じます。
      2. ② 支援プログラム:児童労働から解放された子どもに対しては、教育の機会や心理的ケアなどの支援を提供します。また、家庭環境への支援も行い、経済的事情により再び児童労働に戻ることのないよう努めます。
      3. ③ 再発防止策:児童労働が発生した背景や要因を調査し、同様の事案が再び起こらないよう、必要な予防措置や改善策を実施します。
    • 強制労働の禁止:暴力、脅迫、監禁などによる意思に反する労働を禁止します。従業員が病気やケガ、妊娠した際には、医師の証明書や通知を提出し休暇を取ることができます。
    • 労働時間と休暇:法令および業界基準に従い、時間外労働は自発的であり、適切な手当を支払います。
    • 賃金と福利厚生:法令等に基づいて労働者と労働契約を締結し、賃金および諸手当の支払いならびに各種の控除を行います。
    • 虐待・ハラスメントの禁止:身体的・精神的な強制、言葉による虐待、あらゆるハラスメントを禁止します。
    • 差別の禁止:人種、性別、年齢、妊娠、婚姻状況、宗教、障がい、性的指向などによる差別を禁止し、能力に基づく公平な雇用判断を行います。
    • 結社の自由と団体交渉権の尊重:労働組合の結成・加入・交渉の権利を尊重し、制限がある場合は代替手段を提供します。
  3. 3.報復防止方針

    • 企業倫理を遵守し、従業員が良心に基づいて行動できる職場環境の維持を重視しています。従業員が企業倫理に反する業務の遂行を拒否したことを理由に、いかなる報復も行いません。
    • 従業員代表者、組合支持者、または組合代表者がその役割を果たすことに対して、いかなる形の報復も行いません。
  4. 4.安全衛生

    • 法令に適合した安全で健康的な職場環境を提供し、事故・疾病の予防措置を講じます。
    • トイレなどの施設にも同様の安全衛生基準を適用します。
  5. 5.環境保全

    • 環境関連法令を遵守するだけでなく、国や地域の法令や規制を満たし環境保全に配慮します。
    • CO₂排出削減、廃棄物管理、資源の有効活用などに取り組みます。
  6. 6.商取引と倫理

    • 原産国・輸出国・地域の商取引に関する法令を遵守します。
    • 贈収賄、汚職、利益相反、虚偽報告、証拠の改ざん・隠蔽などの不正行為を禁止します。
    • 機密情報・個人情報の保護を適切に管理します。
    • 知的財産権を尊重します。
    • 事業活動に関する情報は、規制と業務慣行に従って正しく開示します。
  7. 7.エンゲージメントと継続的改善

    • 本行動規範の内容を自社のマネジメントシステムに組み込み、サプライチェーン全体で社会的課題の解決に取り組みます。
    • 従業員への教育・周知を行い、継続的な改善を図ります。