発泡スチロールについて

発泡スチロールについて       発泡スチロール=E.P.S=Expanded PolyStyrene

発泡スチロールの製造方法

発泡スチロールの原料である「原料ビーズ」は、エチレンとベンゼンから造ったポリスチレンに発泡ガスを含浸させることによってできます。成形工場ではこの原料ビーズを「予備発泡」という一次発泡工程を経て「発泡ビーズ」にします。できた発泡ビーズを金型に吹き込み、更に二次発泡工程の「蒸気加熱」をすることにより、さらに膨らんだビーズ同士が熱でくっつき成形品となります。

01原料ビーズ

02発泡ビーズ 03製品表面

リサイクル

・小山工場は、リサイクル処理機を平成16年より設置し、使用済み発泡スチロールのリサイクルに取り組んでいます。
(産業廃棄物中間処理業の認可取得工場)
※当社は発泡スチロールの全国的リサイクル団体「発泡スチロール協会」の会員となっております。発泡スチロール協会会員企業(発泡スチロールメーカー)の施設内に処理機をおいて、使用済み発泡スチロールの受入れと再生処理を行っています。これが「エプシー・プラザ※1」です。生産者としての社会的責任からおこなっているもので、営利を目的としないボランタリー活動です。発泡スチロール製品の持込には「発泡スチロール協会」のホームページをご覧ください。

※1 使用済み発泡スチロールの再資源有効活用の拠点

発泡スチロールは優れた緩衝性、断熱性、軽量性、成形性等 の総合的なコストパフォーマンスの高さを特徴としており、エネルギーの有効活用、ひいては地球温暖化防止にも貢献しています。
森林資源を伐採する必要のない、リサイクルが出来、且つ、省資源の発泡スチロールは今後も新しい市場を加え更に発展していきます。